吉川社長の今月の言葉


2004年11月 『人生のハードルを乗り越えて』

我慢のプレゼント、前頭野の視床下部から素晴らしきホルモンが作られる

人生のハードルを越えるには我慢。
いくつも高いハードルを越える、
その我慢の結果のプレゼントがある。

だから、自分の目の前の小利で我慢を捨てないでね。

我慢の結果、あなたに宿るその力こそ、
何物をも生み出し、あなたの求めるもの全てを生み出す力となるの。

物は無くなることがあっても、
この何度でも何度でも生み出す力があれば、
夢を現実にできる。

この力の大きさにより、夢の大きさが決まるのよ。
よし川 幸枝

 『人生のハードルを乗り越えて』にそえて



私はね、目の中にフィルターを掛けているの。
それは人のいい所しか見えないような心がけ。
そうして、それは心にもフィルターを掛けないと
掛からないフィルターなのよ。

そうすると、頭の中にはいいものしか詰まっていないの。
だから、大切なことの判断が、いい方向にしか向かないの。
だから事が成る。

耳にはね
大切なことだけが、大きく聞こえてくる拡張器が入っているの。
それはね、叱られた時こそ、使うものなのよ。

誰でも叱られると嫌だから、聞きたくないと心に鍵を締めてしまいたくなるけど、
そうしないでね。

だって、叱られるというのは、自分の気付かない悪い点を
相手が気付いてくれて、それを投げかけてくれているんだから、
そんな嬉しい”気(気付き)”は、いただくべきでしょ?

そう思って聞いているとね、
相手の人も直るように!と一生懸命叱ってくれるの。
聞くほうが怒って聞くと、叱っている人も怒ってくるの。

是非、心を閉ざさず聞いてみて。
これはどんな情報よりも、自分の人生を導いてくれる尊い情報になるの。

そうして、叱られた時に心を開ける人こそ、チャンスをつかめる人なのよ。

身近なところではね。
奥様がご主人から叱られた時、ご主人が怒っている時、
それは親しいから余計に出るものなの。
そんな時こそ、怒っている裏側にあることを
自分の気付かなかったことを、気付いてくれていると思い、
それをそっといただいておこうね。

怒りの顔は親しさの余り、甘えているだけだからね。
あなたが我慢しただけ、ご主人は外でその100倍も我慢ができ、
それがご主人のチャンスになっていくの。
そうしてあなたへのプレゼントになって帰ってくるのよ。

また、お母様たちは、お子さんを叱った時、子供さんが「うるさい!」と
物を言わなくなったら「しめしめ」と思ってね。
それはその子の心に深く残ったということだからね。
一ヶ月も口をきかなかったら、それはそれだけ深く深く残ったということだから、
逆に「ありがとう」と思ってね。
そして、何度も、何度も繰り返し言ってね。
それは、お子さんの将来の判断基準になるからね。
そうして、いつかは直っている子になっちゃうのよ。

是非、皆さん、そういう風に心がけてみてね。
よし川 幸枝

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