人生路で 尻餅つかないで
いらぬ思いを つめ込み過ぎ
こだわり過ぎる思いは
自分をだめにする
そんなものはこの世に
存在しない
”これでなければならないものなど、何一つない”
何をしてもいいよ。
目的さえ、きちんとしていれば。
その目的がきちんとしてなくて、純粋に目的だけを見つめて、
それに突進していかないからうまくいかないの。
嫌いなものは食べなくても、元気にしていられるわね。
それに代わるものがたくさんあるから。
こだわらない。
何でも良いと思える時に、何事も良くなる。
どんなにいいものを与えても、「こんなもの嫌いだ」と思った時に、
やっぱり悪く、嫌なものになる。
自分をダメにしていいものなど、この世の中に一つも存在していない。
怖いのは、
自分自身の思いが悪い方へ導いてしまうこと。
例えばね、
東へ行こうと思っている時、足だけ西に向かって歩いていってしまう?
西へ行こうと思っている時に、
今日は東へしか足が動かなくてどうにもならないことがあった?
ないはず!
急いでパッと立とうと思う時に、どんどん体だけが下に潜ってしまうことがある?
さぁ!座ろうと思う時、体だけがトントンと思ってもいない方へ飛びあがっていくかな?
今、私たちは、心と頭で思った通りに体が動いているでしょう?
これを認めないで、何を認めるの?
このことを認め、心の底から感謝して、自分の思う通りになっているということを
本当に実感してみてよ。
そうしたら、実感の通りになるから。
全て思う通りになり、
ナポレオンが残した言葉「吾輩の辞書に不可能という文字はない」という通りになるの。
私、吉川幸枝も、お金があったわけでなく、
リヤカーを引いて体一つで出てきて、中学生の頃から住み込みで働きながら学校へ行き、
いつも思いを大切にして、生きてきたら、
こんな風に心で思い続けた通りになったの。
仕事は銀行のみを頼りで、お金を借りてここまできました。
株主は誰一人としてなく、私一人で会社の株を全部持って、
全部自分で決めて、思う通りにしてきたらここまで来られるんだから、
決めることが大事。
これが私の思いの通りに生きた形です。
お金のある人は銀行からお金を借りて仕事をしないわね。
無いから借りて仕事ができる。
この時、銀行は何に対してお金を貸すと思う?
その“人物”を信じられるか?
その人はその目的・夢を必ずやり切れるか?
その人の元気な心に貸してくれるのです。
人の“思い”に貸すのよね。
思いは総てを動かす。
この世で“思い”以外に動かせるものは一つもない。
思えばいいのよ!
でもね、ひとつだけ言っておきたいの。
立派な先輩たちが格言や名言として
「やめなさい」と言っていることだけはやらずにおこうね。
そこは、きっと人間の領域ではないところなのよ。
そのことに自分の大切な時間や、体力、それまでになした財力やエネルギーを
使うのはもったいないからね。
これは私の体験からのアドバイスです。
私は今まで体験したことしか、話してないの。
先のことなんて分からないものね。
これからも、ひたすら目的に向かって走るだけ。
思いどおりに出来ない人は、本気で思っていないだけよ。
どこかで
「私は、そんな事を言ってもできないわ・・」
と自分を信じていないか、
「そんなことできるものか!」と疑いを持っている。
いらないものばっかりいっぱい持って、人生が重くなっちゃうよ(笑)。
よし川幸枝
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