お会いした皆様から「毎回読んでいるよ!」とか、「元気になれました。」とか、「嬉しい言葉をありがとう。」と、いっぱい言っていただき、感謝の思いで今月も書きます。
「あなたを幸せにしたい!」と願って書いています。あなたも「幸せになれる」と思って読んでね。
今月もやっぱり盛りだくさんになっちゃったけど、がんばって最後まで読んでね(笑)。
今月は、私が大切に心がけてきたことをお話しますね。
“目”
見つめた結果がその人の人生。
例えば、あなたがお勤めしているとしたら、その会社に入ったのは、とてもいい環境だと思ったし、ここなら仕事をしていいと思ったからだと思うの。
でもね、ある時、そばにいる人が一人辞め、二人辞め・・・、
10 人が 3
人になって大変になってしまった。
そんな時の“見つめる目”が大切なんじゃないかな。
そういう時こそ、嫌なこと、苦しいこと、人が無責任に置き去りにした仕事を、責任の目で見つめられる時を与えられた!と思って、「ゆっくり時間をかけて見てみよう」とじっくり腰をすえて見てみない?
人数が減ったことは、戦争をやっているわけでもないから、敵が攻めて来るわけでもない、ましてや殺されることもないんだから!(笑)
環境によって作り込まれる、すばらしい自分を作ってみることにしましょう!
それが心の目で見るということです。
私はいつも苦しい時には「やめた」は絶対言わなかったの。耐えて努力し、悪い時期を通り過ぎ、周囲の環境や自分の位置がとても良くなった時にこそ、次を見つめて、次に移ることにしてきたの。
私の言葉は人の心に入って何を作れるかを考えての言葉としたい。
「その人の心の中に幸せを作れたか?」
「力を作り出せるように、気分を良くできるように」
「心を明るくできるように」
と、心がけてしゃべるように努力してきました。
その中でも、その時、聞いた人が少しばかり心に傷がつくとしても、先々、それがその人の幸せに繋がると確信を持ったことについては、勇気を持って言葉にしてきました。
あとは聞く人の心のあり方で決まるものと思って・・・。
そんな風に自分自身の口から出す言葉を大切にしてきたのです。
耳から聞くときは、世の中の不穏な音、人の心の風向き、空気の気配の音を大切に聞き出して、勘を養い、そして大切な言葉だけを耳から入れ、残すことにした。
耳から入って聞いたことは、身体に響き、肉体を変える力があると思うの。
そのためにも、つまらぬことを聞いても、体の中に入れぬよう、通せんぼを作っておく。
残ることは身体や心にいいことだけを残そうね。
香りは心を方向付ける役割がある。
嫌な臭いは避けて通りたいし、良い香りはそこにいたいと思う。
自分の身体の香りとは“考え方”のことです。
花などの物的なものの臭いは、赤ちゃんでも分かります。
大人は心を動かす香り、胃も働き、脳の中までも動かしてくれるような香りを持とうね。
事件に関わりのある人たちのことを
「あの人、なんとなく臭いね」「あの人臭うよね」というじゃないですか?
人は嗅ぎ分けているのよね。
それって本当に臭っているものではなくて、
「あの人はよく鼻が利く」と言われるように、感じて臭うものですね。
臭ってくる“感じ”を言っているのであって、香りがあるわけではない。
心の中で感じる臭い、体験からくる臭い。
それがとても大切ですね。
人は、出会った人の生き様や、その人が何を思っているかを感じ取って、嗅ぎ分けていく。
その香り・臭いというのは言葉より早く伝わるものです。
本当のことを嗅ぎ分けられる鼻を持とうね。
最後に、“風に乗せて!”という言葉があるけど、これって心を乗せることでしょ?
心が詰まったり、苦しかったりしたときに、本当に風が吹いているところに身体を持って行ってみて。
「風に乗ってけ〜」って乗せてみたら、以外に本当に飛んでいっちゃうよ!
やってみて!結果は出るよ。
今日お話した 4
つ(目、口、耳、鼻)は全部首から上でしょう?脳もね。
“道”という字を見てみて、首を乗せて運んでいる形でしょう?
“しんにょう”は天女が空を飛んでいる姿、竜が雲に乗ってゆく姿でもあるように、何かを載せて運んでゆく姿を書いたもの、動かす力の形です。
“道”は、私たちの“首”を乗せて動くということです。
だからね、これら、首から上をちょっと変えてみて!
人生の“道”が変わるの。絶対よ。
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