景気のいい時は、何にもしなくても、誰でもなんとか幸せだから。
でも、景気が悪くなると、絶対努力が必要となってくるものね。
だから、チャンスもたくさんあるんじゃない！？
景気が悪い時は、チャンスの時よ！

今、日本がちょっとしたことを忘れてきたから、少し悪くなってきたのね。
元々、日本人は賢いはずだから、もう一度賢い日本人になりたいね〜！
そうして、みんなで悪い時代を乗り越えようね。
そうするとね、真の大切さが見えてきて、きっといい時代が来ると思うよ！

私がまだ社会人になったばかりの力のない頃ね、立派になりたくて、成功された人の本をいつも読んでいたの。
成功された人たちって、”気遣う心”を多く持っているでしょう？
今月はその”気遣う心”の例を、一つお話するわね。

例えばね、新幹線に乗る時、
今の新幹線はグリーン車・指定席車・自由席車と呼ばれているけれど、 私の頃は一等車、二等車、三等車だったの。
そこにね、立派になって稼いだ人は、一等に乗らねばならぬ義務がある。
どうしてかというと、一等に乗れる人が三等に乗ってしまうと、 三等にしか乗れない人の席を一つ奪ってしまうからね。

他にも”気遣う心”はいろいろあってね。
女性ならば、お化粧も人のための気遣う心ね。

今、私は、化粧品でまつげがすごく長〜くなるのをいっぱいつけて、
目を3ミリぐらい大きく見せて「綺麗ね〜」と言われている（笑）。

洋服の色に合わせて化粧をするので、 口紅は100本以上持っているし、シャドーも50〜60種類以上あるの。

口紅は使ったら、毎回綺麗に拭くのよ。

テレビによく出るので、そこでいろいろなメイクさんに教えてもらって、
毎日、まるで絵を描くように、一生懸命自分の顔を描いているわよ（笑）！
そして、綺麗、綺麗と言われて喜んでいるけれどさ、
これは誰でも出来ることよね。

最近の若い女の人も綺麗でかっこいいファッションもあって、お化粧も上手でかわいいし、綺麗よね。
男の人だって、かっこいい人が多くなってきたわ。
でもね、心の中が綺麗だって言えるかな〜？

確かに今は可愛い洋服も、
素敵なバックや靴もたくさんあって、
綺麗に装うためのものはいっぱいある。
でもね、そんなものより、
心の化粧品、
心の消しゴム、
心の洗剤を持って、
汚れたら洗って、嫌なことは消しゴムで消して、
心に素敵な化粧をしようね！
それが、本当に綺麗な人よね。

「心の化粧品って何なの？」って聞かれたから、
言うけどさ（笑）、

心の化粧品は、努力した過程にいっぱいつかめるよ。
努力している人の元にいっぱいやってくる。

心の消しゴムは、
苦しいことを多く乗り越えた人が持っている。
苦しさに負けず、 それを消したから乗り越えられたんでしょ？
だからその時に、消しゴムが出来ているのよ。

心の洗剤はね、
誰でも人から騙されたり、いじめられたり、
ひどい目にあわされたり、
心の汚れを受けて、嫌な思いをすることがあるでしょ？
でも、それに打ち勝って、爽やかにできたら、
心の洗剤を手にできるの。

そうしたら、綺麗、綺麗って言われるわよ。
私みたいにね（笑）。

このホームページの中の、私の写真を見てみて。
講演やテレビ、ときめきサロンの時の写真はすべて“今の私”の写真よ。
きっと「綺麗ね〜」って言うわよ（笑）。

そしてね、あれだけたくさんの色の化粧品を使っても、 濃く見えないでしょ？
それは洋服の色に合わせているからよ。
心の化粧も一緒。
その時、その時に応じて、心の色を使って、豊かな心で、今、相手が何を求めているかを考え、
行動するのが気遣う心よね。

今回はそれを化粧品のおはなしで表現したのよ。
確か、前にもお話したわね。
何度も同じこと言っているのね〜（笑）。 それだけ、伝えたいことなのね、きっと！

松永教授と共に

最後にね、お化粧が人の心と身体の遺伝子に、どれだけよい働きをするかをお話するわね。

皮膚については日本でナンバーワン１と言われ、
世界的に有名な藤田保健衛生大学病院の
松永教授から教えていただいたの。

お化粧をする前の
ちょっとだらしない自分の顔を鏡で見た時には、
ストレスホルモンであるコルチゾールや
クロモグラニンＡが増えて、ストレスが大になる。
これは、体にとても悪いということでしょう？

そこでね、
綺麗にお化粧をして鏡の前に立って再度測定すると、
二つのストレスホルモンがどんどん下がっていき、
分泌型免疫物質のグロブリンＡがどんどん上昇して、元気になり、顔のつやも良くなる！
これって、お化粧というものが人の体にいい影響を与えるってことでしょう？

それはお化粧だけではなくて、綺麗なものを見るということがとても大切なことなの。

もっと大切なことも教えていただいたわ。
お化粧をして、自分が綺麗だとと思うと、積極的な行動ができ、引込み思案にならない。
男の人も一緒。
格言で”襟を正す”という言葉があるように、服装をきちんと整えていると同じなんですよ！
ここぞ！という勝負をするときに出るカテコラミンという物質が出て、どんどん元気で、積極的になるの。

このように人を力強くさせるものはいろいろあるから！
自分の心と身体の遺伝子をよい方向へ導いて、いい人生にしていこうね！

この松永教授はね、人間的にも、とても素晴らしい女性よ。
ご主人も素晴らしいお医者様、息子さんもお嬢さんも立派なお医者様なの。
ご家庭もしっかり作られ、母としても、妻としても立派なかた！
このように人間として、多面的に強く優しい人が本当のキャリアウーマンね。
皆さんも、こんな人に皮膚を診てもらってみたら？
綺麗になることが、よ〜くわかるかも！
医学にプラスして、多面的なものを持った人に診てもらうというのは、とても大事なことじゃないかな？(^^)

よし川幸枝