吉川社長の今月の言葉


今年のテーマ 「命生き生き輝いて」

2008年1月の言葉『松竹梅』



”松竹梅”

めでたい言葉というのはみな、私たちの体をめでたく(寿命はめでたい命のことですね)してくれる。
皆様も是非、こんな一年の食事を心がけられるように願っております。

松の実は油は実はプリン体(大きな松の木を作る生命体)、この中に含まれているものは、何ものにも犯されない抗酸化物と、その油は人間に必要な大きな栄養源(タンパク質)も含まれ、免疫体を作る大きな力も入っています。
松のヤニは、古代は消毒剤でもあり、薄めてうがいとか布に浸してばい菌から守って、腐敗止めにも使ったものです。
油の含まれた松の木の皮は、燃やしてコールタールにしたものです。これは建物が腐敗しないように建物に塗りました。

笹の葉は火を使えなかった頃の祖先にとっては、解毒剤とか葉緑素、今のお茶の役割をしたものです。
そして軸の竹は、海の水で塩漬けにして乾燥させました。それが今のシナチクです。
私たちは戻して今でも食べていますね。
このように若竹を塩漬けにすると、大切な酵素や乳酸菌がいっぱいになります。
それが今の漬物ですね。(ぬか漬け、塩漬け)

梅は梅干です。梅干の中には酵素・アミノ酸・タンパク質・クエン酸(体の細胞をサイクルして若返らせる)ここで、とても大切な力は唾液の分泌を促進させる力です。
唾液は免疫体そのものです。体を外敵から守ったり、病気にならないようにします。
梅干の中の塩分は、血液中の悪玉菌とか酸化物質を取り除いて綺麗にしてくれる役割があります。
今では代役としてお酢もありますね。
梅干、梅漬けに塩を多く使っても良いのです。
それらの梅の中に保存している塩は、心臓の悪い人でも血液を綺麗にしてくれる。
漢方でいう、大切な塩に変化します。

こんなことで、正月というのは1年の食事に気をつける戒めとして、寿命(めでたい命にする)ということを教えてもらうための儀式なのです。
このようなことに気をつけて、まず自分の“命”を“おめでとう(寿)”にしましょう。

寿命というのは「自分の命におめでとうにする」ということです。
新年が明けての「おめでとう」も、1年が無事過ごせて、新しい年を迎える事ができて自分の命に「おめでとう」なのです。

そして、「今年もよろしく」というのもまず、自分の体に言って欲しい。
そして、「自分の命にすることと同じように、人の命に対してもして、見本となること」を自分に言い聞かせるために、皆様に「今年もよろしく」というものなのです。

今年もまた、皆さんと一緒に素敵なお話ができますように願っています。

吉川幸枝

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