吉川社長の今月の言葉


2006年5月 『いい出逢い』


『いい出逢い』

出逢いには
“人”との出逢い
“言葉・智恵”との出逢い
“心”との出逢いがあります。

その人が何に出会ったかで、人生の方向が決まる時があります。
今月は“言葉と智恵”との出逢いということで、
私の経験であなたに良い出逢いをと願ってお話しさせていただきます。

“よく儲かる”仕事と“良い仕事”は別であり、
それらを選ぶことの出来る人と、いづれかわからぬ人があります。

仕事を始める時、一番最初は“儲かる仕事”からしなければなりません。
その時、夢や理想とする“よい仕事”はほど遠く、夢を捨てなければならないかもしれません。
でも、最初は、捨てても忘れぬことで始めれば良い。

それがわかって始める人と、夢や理想をつかんだまま始める人と何が違うか?
それは危険率です。

夢を捨てても忘れてはならない。
夢から離れ、現実に立ち向かう時、
これが夢への入り口であると思えるかどうかで決まる。
そうして、いつまでの儲かるだけの仕事につかまっていない事が大切です。

それを夢に破れた、疲れたと逃げた時、二度と夢へは行けない。

“夢は捨てても、忘れるな!”を何度も繰り返し伝えたい。

仕事を始めた時から、そして今でも、仕事が辛く儲からない時がある。
そんな時には、“これは良い仕事を始めた”と思い、
こんなことを乗り越えるそれのために私があると言い聞かせ、がんばって自力を大きくするより他に何も無い。
これこそ、自力で立ち上がる時。

それが、何事にも自力で立ち上がれる人となる。

人へ自分の思いを伝えられる。
それは、自分の反省。
反省が多い人のみが、人に語れる。

人にいい事を言っている時、
それは、本当は自分の反省。

吉川幸枝

 

 



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