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2005年10月 『嫁と姑』 | |
『嫁と姑』 各々(嫁姑)が 全く違う種なれば 生れ咲く時 自由に 思う様に咲き誇る 互いに美しくあれど 共に一ツの花瓶(家庭)に 在りし時は 調和する美しさに変る その時 見る人も 共に調和する二人も 心豊かに 幸せ 吉川幸枝
先日、雑誌の取材で「働く女性の子育て」についてお話させていただきました。 その子育ての延長として、「嫁と姑」について書いてみたいと思います。 インタビューの方に「お嫁さんと、お孫さんの子育てについて何かお話されますか?」と聞かれました。 実は、私は孫のことについては、一切口を出さないのです。 それは、私の役目ではなく息子や嫁の役目だからです。 それだけ、息子と嫁を信頼しているのです。 ですが、もし、二人が幸せにならない道に進もうとしていたら、その時は「ちょっと、違うんじゃない」といいます。 だって、私は幸せづくりの名人なんですから。 二人が不幸せになるのを、放っておくわけにはいきませんね。 二人を信頼しているというのも、 私が息子の小さいうちから「心の行儀」についてだけはしっかり伝え、 それを今、息子はきちんと守ってくれているという安心があるからなんです。 ですから、その嫁にも同じように安心しているのです。 確かに孫は可愛いです。 名古屋の事務所で30分でも仕事の合間に時間が出来れば、 すっと飛んで帰って、孫たちと一緒になって遊びます。 「もう、行っちゃうの?行かないで!」と言われると、心を引き止められそうになりますが、 そうはいきません。私には仕事がありますので、すぐに戻ります。 ですので、時間があるときは、手をつないで幼稚園のバスまで見送りに出たり、 一緒になってテレビを見たり、子供が寝る前に一緒の布団で本を読み聞かせたりします。 本当に可愛いですね。 それを、息子と嫁は黙って見てくれています。 そうして、そんな私を二人はとっても大事にしてくれます。 息子が出来ないことは、変わって嫁がしてくれます。 それは、“私だけを”ということではなく、 お客様や、周りの人全てを大事にしてくれているのです。 そんな二人の姿を見て、本当に嬉しく感じています。 これも、私の父や母からの教え「心の行儀」があってこそだと思っています。 また、機会があれば、その「心の行儀」についてもお話したいと思います。 先日取材いただきました内容は『女性セブン(10月6日発売)』に掲載されます。 私の「子育て」について書かれております。是非、ご覧ください。 |